ドラムが自宅にない方でも、工夫すればいろんな練習ができます。
この記事では、自宅練習でおすすめのコンビネーションとイメージングについてお話ししたいと思います。
これは勝手に私がつけたネーミングです。(笑)
これはどういうことかというと、エアで手足を動かして実際やっている演奏をイメージする練習です。
誰かに見られると大変恥ずかしいですが、自宅ではうるさくもないし、気軽にできるので持ってこいです。
そこにドラムセットがあると思って、手足を動かして練習しましょう。
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コンビネーションとイメージングを自宅でする意味は?
では、ドラムの自宅練習でする目的は何でしょうか。
それは実際にスタジオでドラムを叩く際に、演奏手順を理解しておくことです。
例えば、練習したいリズムパターンが複雑であるならば、自宅で手足を動かしてみましょう。
そうするとどういった組み合わせになっているのか理解したうえでスタジオに入れるので時間を無駄にすることがありません。
また、コピーしたい曲をあらかじめ聴いておき、どんな手足の組み合わせでやっているのか手足を動かして動作を確認すると、これまたスタジオに入って練習する際に、いちいち動作確認する無駄が省けます。
全ては、スタジオで生ドラムを叩く練習の時間を無駄にしないためです。
いきなりスタジオに入って、手順を一から確認していたらそれだけで練習時間が過ぎてしまいます。
スタジオ練習は時間が限られているので、必ず自宅で手足のコンビネーションとイメージングをしてもらいたいです。
ドラムはどれだけ速く正確に叩けるか、そして手足の組み合わせがきちんとできて、ビートを刻めるかが大切な要素です。
手足の組み合わせを無駄なく行えるようにしていきましょう。
コンビネーションとイメージングのやり方
ドラムのコンビネーションとイメージングのやり方としてオススメなのは、自分がコピーしたい曲のリズムパターンやフィルインを練習することです。
この時、右左のクラッシュシンバルやタムの位置、ハイハットがハーフなのかクローズ感触のペダル加減もエアでやって再現してみてください。バスドラのキックの入るタイミングもしかりです。
限りなく目の前にドラムセットがおいてあると想像して叩くのです。
自分がコピーしたい曲は、スコアを買ってきてもいいですし、YouTubeで叩いて見た動画を見てどういう風に叩いているか覚えるのもいいでしょう。
ただ、初心者の方はまだ曲だけを聞いての耳コピはあまりおすすめしません。
なぜならドラムのフレーズパターンが知識にないうちは難しいし、叩いた経験がないとなかなか再現できません。
ある程度、スコアや叩いて見た動画で練習していくと、バスドラムの組み合わせ方や叩いている音を聞き分けることが出来てきますので、その後だんだん耳コピしていくといいと思います。(耳コピに関しては、「ドラム耳コピのコツを公開!」を参考にしてください。)
リズムパターンで初心者におすすめなのが裏打ちの入った8ビートや、ライドシンバルを叩くときにハイハットを4分音符で刻むもの、ハイハットオープンが入っているものをおすすめします。
こういった跳ねるリズム、裏を取るリズムは初心者には難しいですし、日本人は結構苦手です。
だけど、できるようになるとドラムのリズムパターンの引き出しが格段に増えるしノリが良くなるのでぜひ練習してもらいたいです。
コンビネーションとイメージング練習のテンポについて
エアなので、実際のドラムの感触がないのにテンポ速くすると、実際の生ドラムでやろうとするとすごい違和感が出てきます。
エアはあくまで手足の組み合わせがきちんとできるかの確認とイメージが出来ればよいのです。
メトロノームを使わなくても大丈夫です。
そのイメージのままドラムセットに臨めば、効率的な練習になるのです。
いかがでしたでしょうか。
ドラムの自宅練習の一つとして、恥ずかしがらずにどんどんエアでコンビネーションとイメージングを練習してみてください。