ドラムでスネアやタムをストロークする際、ただ単に思いっきり連続で叩いてもカッコ良いのですが、
アクセントをつけるとさらに迫力のあるプレイ、ノリノリになれるプレイを演出できます。
ドラマーとして初心者脱出のために自宅練習にでぜひ取り組んでみましょう。
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最初にストロークの種類をおさらい
まず、アクセントの練習をする前にストロークの種類をおさらいしましょう。
ドラムのストロークにはパターンが4つあります。
1.フルストローク
2.ダウンストローク
3.アップストローク
4.タップストローク
それぞれの違いのポイントは叩き始めと叩き終わりのステックの高さになります。詳しく解説していきましょう。
フルストローク
高い位置から振りかざし、叩いた後も手を振り上げるストロークです。
一番大きい音が出ます。これは考えなくても打てるストロークです。
ダウンストローク
高い位置から振りかざし、叩いた後は低い位置で止めておくストロークです。
ドラムの8ビートなどでスネアを叩いていると叩いた後、スネアから3㎝くらいのところで止めることが多いと思いますが、あんな感じのストロークです。ドラムのストロークでアクセントを出すのはこのダウンストロークになります。
アップストローク
低い位置から叩き、叩いた後は手を振り上げる(厳密には手首を上げる)ことでステックを打面から高い位置にするストロークです。アクセントをつける前の部分で行うストロークになります。
このアップストロークのコツは、手首をひねって叩くことです。
低い位置から手首をひねって、打面にステックが当たった感覚です。
その後に、手首を振り上げます。
なぜこうするかというと、叩いたあとに手を振り上げる意識だと、低い位置から叩けず、アクセントがついていない様に聞こえてしまうからです
また、速く叩くときに手が安定しません。
必ず手首で叩くように癖をつけましょう。
タップストローク
低い位置から叩き、低い位置で止めるストロークです。小さい音になります。
ドラム初心者には結構難しいストロークです。アクセントをつけない部分はこのタップストロークが生きてきます。
アクセントの練習メニュー
それではアクセントの練習を行っていきましょう。まずは1つアクセントのある練習です。
1つアクセントのエクササイズ
メトロノームは遅いテンポから初めて徐々にテンポを上げていきましょう。
始めはテンポ80くらいから初めて5ずつ上げていく感覚です。
1拍目と3拍目は簡単ですが、2拍目と4拍目は左手なので結構難しいです。
どんどんテンポを速くしていくと分かりますが、最初の遅いテンポに比べて、大きくステックを振り上げなくても手首のスナップで振り下ろしたり、振り上げたりするだけでアクセントがついてくるのが分かってくると思います。
手首のスナップを効かせて、力を抜くとストロークを速くできますし、速いテンポでもアクセントもつけやすいです。
2つアクセントの練習
慣れてきたらアクセントを増やしてみましょう。2つアクセントの練習です。
けっこうダイナミックになって面白いですよ。最初はゆっくりのテンポでじっくり練習してください。けっこうこれは難しいですよ!
いかがでしたでしょうか。
アクセントをつけるとフィルインも一味違ったプレイになってきますし、スネアの連続打ちだけでもパターンが増えてきます。
ぜひ、かっこいいドラミングなるよう身に着けていきましょう。