ドラムでバラードの曲やリズミカルな曲でスネアがちょっとだけ音を鳴らしているのを聞いたことあると思います。
それを表現することに欠かせないのが、ドラムテクニックの一つ「ゴーストノート」!
このゴーストノートってグルーブ感が出てめちゃめちゃかっこいいんですが、なかなか習得するのが難しいものです。
でも、このゴーストノートを習得することで、あなたのドラムパターンもよりカッコよく彩られまてきますので、
家でできるゴーストノートの練習を紹介したいと思います。
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ゴーストノートとは?
そもそもゴーストノートとは、楽譜に載らないくらいの小さな音です。つまりは幽霊のような音です。
ゴーストノートだなんて名付けた人は相当シャレてますよね(笑)
逆を言えば、聞こえすぎるとそれはゴーストノートじゃないんです。
音量を間違えると、シェイクパターンが入りすぎたごちゃごちゃしたリズムみたいになるんです。
そこが初心者の方にとっては非常に難しいところなので自宅でしっかりと手癖になるくらい手に覚え込ませましょう。
基本は左手で出す小さいタップストローク
ゴーストノートの基本は左手でいつもより小さなタップストロークをすることです。
そして逆にリズムパターンでスネアが入るところは大きい音になります。この音のメリハリをつけるステックコントロールが大切になってきます。
特に左手はこの強弱が非常に難しいです。
この自宅練習の目的は、左手の脱力、そして音のメリハリを左手に身に付けることです。
実際にこれを応用して、スタジオの生ドラムで8ビートや8ビートのシェイクパターンにゴーストノートを取り入れて再現するとグッとグルーブ感が出てカッコよくなります。
ぜひ習得に向けて練習していきましょう。
自宅用ゴーストノートの練習方法
それでは、ゴーストノートを家で練習するフレーズを紹介します。
全てテンポは60の遅めから、メトロノームに合わせて練習パッドで叩いてみましょう。
ゴーストノート入門エクササイズ
左手の練習です。アクセント以外は小さなタップストロークで叩きます。
強弱を極端につけるように意識してみてください。
タップストロークを増やしたエクササイズ
次にタップストロークを増やして、ストロークコントロールを身に付けましょう。
アクセント以外はタップストロークです。タップストロークの時は、リバウンドを意識して連続で打っていきましょう。
ゴーストは2打打つことが多いですが、コントロール強化のため、3打にしています。
右手をエアでハイハットを入れたエクササイズ
今度は右手をエアでハイハットを叩ききながら行うゴーストノートの練習フレーズです。(ダウンアップで)
ハイハットはエアでダウンアップで刻み、スネアの部分は練習パッドで左手のみで叩きます。
実践に近い形になっていますので、だんだんグルーブ感が出てきますよ!
右手がつられないよう、そしてアクセント以外はタップストロークできちんと音量を落とすことを意識しましょう。
いかがでしたでしょうか。
最初はゆーっくりの60くらいをじっくりやって左手の強弱をしっかりことを意識した方が良いですよ。
テンポの速いのを叩けるよりもゴーストノートは強弱をマスターすることが大切です。
あと体に叩き込ませた後は、必ずスタジオの生ドラムでリズムパターンの中に取り入れてみてください。
スネアが入る前や後に16分音符を入れるといい感じです。「ザザッ」という感じです。
ぜひやってみてください。