ライドシンバルはドラムにとって必要不可欠な存在です。
ハイハット同様、多彩な音色で曲の変化をもたらします。
でも、ライドシンバルを家でなかなか叩けませんよね(笑)
そこで、ライドシンバルの練習を自宅でするにはどうしたらよいのかを紹介します。
ライドシンバルの自宅練習は基本エアでダウンアップ
家でライドシンバルの練習をする際はまず、エアでやってみましょう。
そこにライドシンバルがあると思って練習するのです。
練習の目的はライドシンバルのダウンアップでのリズムパターンをスムーズに行えることです。
特にカップのダウンアップは始めはなかなかなれません。
練習してみると身につくのでエクササイズをしっかりやってみましょう。
と、その前にライドシンバルのダウンアップ奏法を確認しましょう。
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ライドシンバルのダウンアップ奏法の確認
ライドシンバルのダウンアップ奏法を生ドラムで叩いて確認してみましょう。
特に初心者の方は、スタジオの生ドラムでしっかり叩いて見て体と頭にイメージと音を叩き込みましょう。
ボウを叩くダウンアップ
初心者の方は真ん中くらいのところを叩けばいいかなと思います。
ライドシンバルのダウンアップはチップとチップです。
まずは普通にチップでシンバルの面(ボウ)を叩きます。
そして、次に手首を曲げてチップの先端部分を当てます。
打つというより「当てます」。
音色が変わっていることを聞いてみてください。
ダウンアップをすることで、ライドシンバルの音にアクセントがつきます。
カップを叩くダウンアップ
カップで叩くダウンアップはボウの部分とカップの部分を交互に叩くやり方です。
カップをまず叩いてみましょう。
叩いて見ると、「カーン」という独特な音が出ます。
このきれいな鳴らし方のコツですが、ステックのエッジ部分(斜めになっている部分)の下あたりから直線になっているところの上の部分のエリアで叩くときれいな音がでます。
エッジの部分が多すぎるときれいに「カーン」という音が聴こえません。またカップは意外にもドラムの中では小さい音なので高々とカーンとなっても大丈夫です。逆にそんな音じゃないと他の音に埋もれるので、うるさいのかな~と感じる方は気にしない方が良いです。
そして、次に、左側に移動して、シンバルの面(ボウ)を叩きます。
基本は真ん中くらいでいいと思います。
そしてこのカップとボウの部分を交互に叩いて見ましょう。
ポイントは、カップは斜めから入れて叩くこと、ボウに移動するときはスライドするイメージで叩くことです。
最初のうちは難しいですが、だんだんと慣れてきます。
カップの部分はしっかり目で当たっているのを確認しましょう。
これでカップのリズムパターンでもアクセントがつけられるようになります。
それでは、これを踏まえてライドシンバルのダウンアップエクササイズに移ります。
エアなのでテンポは気にしなくてもいいです。
特にライドでの手首のスナップや移動を意識してやってみましょう。
ライドシンバルのダウンアップエクササイズ
エアでリズムパターンの練習をしながらダウンアップを手になじませましょう。
左手はスネアで、右はライドを意識してやっていきます。
余裕があるなら足も一緒に加えて練習しましょう!
ダウンアップの8ビートパターン
普通のエイトビートをライドのダウンアップで叩くパターンです。
ハイハット部分をライドで行います。
手首のスナップを意識してやってみましょう。
ダウンアップのシェイクパターン
シェイクが入るパターンです。良く出てきます。
スネアとライド同時に叩いているときはライドはダウンで叩き、その後はライドをアップで叩き、次にスネアが入ってくるので注意しましょう。
カップを使った8ビートパターン
○で囲った部分はカップで叩き、それ以外はボウの部分で叩きます。
カップとボウの移動をしっかり意識しましょう。
カップを使ったシェイクパターン
スネアとカップ、ボウそれぞれの叩く場所を意識しながらやっていきましょう。
スネアとカップを同時に叩くところ、ボウを打った後にスネアが入るタイミングに気を付けましょう。
いかがでしたでしょうか。
これらのダウンアップがしっかりできるようになれば、きれいにライドシンバルを鳴らしてかっこいい演奏ができるようになります。ぜひ取り入れてみてください。