家でのドラムの練習で覚えておくと便利な基本的リズムパターンの16ビート編です。
自宅で手足を動かすコンビネーションをするだけで、実際にスタジオで生ドラムを演奏する際には、すぐにコンビネーションがしやすくなり、時間の効率も抜群です。
そして、ある程度16ビートのリズムパターンの手足の動かし方が分かると、いろんな楽曲が演奏できるようになります。
ぜひ練習してみましょう。
≫電子ドラムがもらえるドラム教室とは?
≫自宅練習に最適!電子ドラムオススメ2選!
自宅でリズムパターンを練習するのは基本エアドラム
さて、家でのリズムパターンの練習は、エアドラムで行います。
椅子に座って、目の前にドラムセットがあるイメージです。
左足は基本ハイハットのクローズなのでかかとを上げ、バスドラは必要に応じて足を踏みます。
テンポはゆっくりでいいです。16ビートというのは結構手数が多かったり、スピードが速かったりする場合もありますが、基本自宅でコンビネーションをする場合には、手足の組み合わせがきちんと覚えられているかが目的であるからです。
16ビートのリズムパターン
それでは、いくつかの王道リズムパターンをエアでやってみましょう。
スタンダードな16ビートパターン
頭にバスドラのキックを入れるオーソドックスなリズムです。いかにも16ビートらしい速く刻むビートのフレーズです。
ダウンアップ奏法できちんとアクセントも付けるとよりカッコよくなるので、エアでもダウンアップ奏法のクセを付けましょう。
(16ビートのダウンアップ奏法については「16ビートをカッコ良くするための自宅練習法」で紹介しています。)
ポイントはバスドラのキックをきちんと頭で合わせることです。
そうすることで、きれいで安定した16ビートのフレーズになります。
スタンダードな16ビートパターン②
裏にバスドラキックが入るパターンです。ノリやグルーブ感の出る16ビートっぽいおしゃれなビートになります。
裏で入るときは、どこで手を打つときに入るのかをしっかり意識して足を踏んでいきましょう。
8ビートっぽい16ビート
ハイハットは8ビートなのに、バスドラのキックで16分音符を踏むリズムパターンです。一般的な16ビートのフレーズに比べて、ゆったりしたハイハットと、間に入ってくるバスドラがノリが良いパターンで、フュージョンやファンクといったジャンルに良くあるフレーズです。
一般的には8ビートはハイハットが8ビートなら8ビートなイメージがありますが、実は16分音符のバスドラの音が1つでも入っていればそれは16ビートになります。
逆に手数が増えるシェイクパターンは8ビートになっています。
このリズムのポイントはまさにバスドラのキックのタイミングです。
2打目のハイハットを打った直後にバアドラが入ります。
なので、2打目のハイハットを打つときには、足が上がって、これから踏む状態になっていると安定して上手く行きます。
ハイハットとバスドラが交互に入ってくるイメージです。
最初は難しいですが、慣れてきて実際の生ドラムで演奏してみると、かっこいいノリのあるビートになるのでぜひ練習してみてください。
スローバラード向け片手16ビート
最後に、同じ16ビートでも片手で刻むリズムパターンです。
これは、テンポ60くらいでしましょう。
片手はスローの時だけですが、これを叩いて見るとすごいムーディーな雰囲気になります。
片手ダウンアップで「チツチツチツチツ・・・」と鳴っているのがおしゃれです。
しっかり覚えてみてください。
いかがでしたでしょうか。
16ビートが入っているドラムのフレーズは、ダンスやフュージョンなどノリノリな感じを演出できるパターンで、おしゃれでカッコいいです。
ぜひ家でリズムパターンをマスターしてドラム演奏に生かしていきましょう!