ダウンアップ奏法を速くするのにおすすめな「太もも」練習

ダウンアップを速くする練習太もものダウン 練習方法

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ハイハットのダウンアップ、ライドシンバルのダウンアップを速くしたいと願うドラマーは多い事でしょう。

好きな曲をコピーするときに、盛り上がったり、イケイケな曲って速い曲が断然に多いです。

ドラマー泣かせです(笑)

またバンドで文化祭やライブ用にと速い曲を頼まれたら慌てたりもします。

特にテンポ160~は初心者では一つの壁じゃないかと思います。

私もハイハットでのダウンアップ練習したときは、160からの壁がけっこう分厚かったです。

今回は、そんはダウンアップ奏法を自宅で効果的に速くする練習で良い方法があったので、紹介したいと思います。

それは何かといいますと、タイトルでも言っているものです。

そう、ずばり「太もも」です!!

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ダウンアップ強化に太ももを使う方法

この練習のやり方は簡単です。

メトロノームに合わせて左足の太ももをダウンアップするのです。

シンプルですよね(笑)

また、メトロノームで少しづつ速くなってきたら、練習している速いテンポの曲をパソコンやスマホで流しながら、そのテンポでひたすら8ビートのダウンアップを太ももでするのもおすすめします。

(※練習する曲のテンポはきちんと把握しておきましょう。)

この時は、左手も左足太ももをスネアと思って叩いても良いと思います。

イメージ的には下のような感じです。

まずはタップストローク。

ダウンアップを速くする練習太もものダウン

そして手首をひねってアップストロークです。

ダウンアップを速くする太もも練習 アップ

ちょっと写真だと分かりづらいかもしれませんが、ステックの角度を見てもらえばいいかなと思います。

メトロノームで練習する場合は、遅いところ(100くらい)から初めて行きます。

そのテンポで8ビートのハイハットを刻むようにダウンアップしてみてください。

イメージ的にストロークはタップアップです。

最初はちょっと難しいかもしれませんがしっかりとタップダウン、タップダウンを繰り返してみてください。

それで、この太ももを使う利点はというと、

結論から言えば、「リバウンドがない」ことと「手の脱力」、そして「消音性」です。

このことについて一つづつ解説したいと思います。

太ももの利点①リバウンドがない

太ももって体の中でも一番跳ねない部分じゃないでしょうか。

叩いて見ると分かりますが、跳ね返りはないです。

つまりはリバウンドがないので、ダウンアップの時にきちんと手首を返せないとアップできないのです。

これ、実際にリバウンドなしで練習してからスタジオでハイハットのダウンアップをするとリバウンドがあるのですごく楽に感じます。

そして、リバウンドを頼らずにアップをするために手首をひねりますが、手が脱力していないと速く叩けません。

これも重要な意味を持っていますので次に紹介します。

太ももの利点 その② 手の脱力

ダウンアップは基本手首をひねらせます。そしてひねったら自然に肘が動く感じが良いです。

ドラマーの中では肘も最初から動かすかたもおられます(ムチのようにしならせる感じ)が、

初心者なら手首に集中した方がいいと思います。

で、実際に手首だけ力を抜いて上下に動かしてみてください。

けっこう動きますよね??

これがダウンアップでは重要です。

そして、この手の脱力で手首をひねらないと、リバウンドのない太ももではダウンアップできません。

つまりは強制的に手を脱力することを覚えていくのです。

ゆっくりの時はそんなに意識しなくてもダウンアップしますが、速くなってくると手首が柔らかくないと速くダウンアップできませんし、安定したリズムで刻めません。

それでおすすめなのが太ももなのです。

また、太ももを叩くと痛い!と感じるなら、それは手に力が入っている証拠です。

力を抜くとさほど痛くありません。

私はドラム教室でも学びましたが、ドラムは力を入れて叩くものではありません。

どちらかというと、手首のスナップでステックを下す感覚です。下すときにちょっと力を入れる程度です。

なので、ストローク時の脱力にもつながります。

太ももの利点 その③消音

人体で一番の消音性を持っています!自宅ではうるさくないのは大きいです。

自宅練習にはぴったりなのが太ももなのです!

 

いかがでしたでしょうか。

太ももは意外と効果があります。ぜひ活用してみてください。

そして、必ずスタジオのリアルのハイハットでもダウンアップする練習を忘れないでください。

実際のハイハットの感覚は大切ですし、太ももを使ってダウンアップした効果も出て、楽しいと思いますよ!